富士スピードウェイ(静岡県)
8月5日(土)曇り 公式予選 第9戦決勝
8月6日(日)曇り 第10戦決勝
細田輝龍 #55 DRP F4: 第9戦予選15位 第10戦予選12位 第7戦決勝15位 第8戦決勝15位
小山美姫 #70 Leprix Sport F110: 第7戦予選21位 第8戦予選20位 第7戦決勝21位 第8戦決勝30位
【練習・予選】
細田選手、小山選手にとってのホームコースとなる富士スピードウェイ。
前回富士大会のリザルトを上回るべく練習走行は順調にタイムアップ。
細田選手は予選での自己ベストを狙ったが、うまくまとめることができずに自己ベスト更新ならずとなったが前回大会よりは上回った。
小山選手も前回大会よりは上回ったが、納得のいくタイムには届かず決勝で巻き返しを計る。
【第9戦決勝レース】
予報では雨模様だったが、曇り空の中ドライコンディションでレースがスタート。
スタート直後、トップ争いに混乱がありすぐにSC導入となったが、細田選手はこれを切り抜け10位へジャンプアップ。
SC掲示直後の馬の背コーナーで各車減速。
小山選手も20番手あたりを走行中、前車に続いて減速。
そこへなんと、後続車両が止まりきれず右サイドから追突してきた。
かなりの勢いだったため、小山選手を飛び越えて大クラッシュとなってしまった。
その際、小山選手への直接接触はなかったもののマシンは大破し小山選手は脳震盪をおこしてしまった。
すぐにメディカルへ救出され、精密検査のために病院へ救急搬送されてしまった。
幸い意識は戻り、精密検査の結果も問題なく、首と右手首の軽傷で済んだのは幸いでした。
この事故処理に時間がかかり、レースは残り4周でリスタート。
細田選手は初入賞まであと2周のところで2台に交わされてしまい12位フィニッシュで初入賞はお預けとなってしまった。
【第10戦決勝レース】
夜から降り続いた雨によりウェットコンディションでのスタートは、SC先導で4周目からのローリングスタートとなった。
細田選手はポジションキープの12番手でスタートを決めたが、今回もまたクラッシュが発生しSCランとなる。
そして残り10周でリスタートと思われたが、またもやトップ集団が不可解な動きでクラッシュ。
これにより細田選手は10番手にポジションを上げ三度SCランとなる。
レースは残り3周からリスタート。
細田選手は昨日の二の舞にならないように積極的に前車に張り付き9位でゴール。
前車にペナルティーが出たため、最終リザルトは8位となり初ポイントをゲットすることができた。
【第9戦決勝レースYouTube】https://youtu.be/TvtEmInPziM
【第10戦決勝レースYouTube】https://youtu.be/b6wtU1k7miY
【細田選手コメント】
予選も自己ベストの順位で十分に入賞を狙えるポジションからスタートでき第7戦はあと一歩でしたが、
SCからのリスタートで経験不足を露呈してしまいました。
第8戦は何が何でもという気持ちでしたが、前日の経験からSCのリスタートも冷静に決められたことが初入賞に繋がったと思います。
決勝中のタイムも上位勢と遜色がなかったので、次戦は予選順位をさらに押し上げて、上位勢と対等に戦いたいと思います。
次戦も応援よろしくお願い致します」
【小山選手コメント】
「練習走行初めはコースになれることに徹して、セッションごとに徐々にタイムを上げていくことができました。
それでも、予選は赤旗中断が二回もあったので攻めきれる前に終わってしまいました。
決勝では順位をあげる自信がありましたが、一瞬にして終わってしまいました。
病院から戻り次の日のに、レースに出れない現実をサーキットに来て思い知らされとても悔しかったです。
次戦富士は、マシンが大破してしまったのでまだ出場できるかわかりませんが、応援していただいている方々の期待に応えられるように努力します。
皆様にはご心配をおかけし、申し訳ございませんでした」