2ヶ月ぶりに南相馬へ、NGOアースデイ奄美さんのハートケアレスキュー(HCR)
さんのお手伝いへ入ってまいりました。
4月より南相馬で医療支援活動を行っているHCRは現在、放射能汚染調査や除染作業も行っています。
この日は南相馬市からの要望により、上真野小学校のプールの除染作業をしていました。
この小学校は原発から30km圏外で、現在は夏休み中ですが4校分の生徒が通っています。
その状況下で、プールに溜まっていた水や周辺から高い放射線が検出されました。
そこで、生徒がいない夏休みの内に、学校を丸ごと除染することになったのです。
校庭はニュースで報道されているように、地表を削り除染しています。
そしてこれはニュースでもなかなか見ませんが、汚染水を除染するプラントです。
このプラントは島根県の㈱ネオナイトさんが支援してくれています。
汚染水は36200ベクレル/kgから200ベクレル/kg以下に浄化し、下水へ流します。
プール施設は、排水溝パレットの汚泥から1530μシーベルト/hというとんでもない放射線を検出しましたが、手作業で洗浄し1μシーベルト/h以下にします。
プール除染作業の様子は、Ustream
でご覧いただけます。
延べ5日間の作業により、汚染水は50ベクレル/kgで放水し、プール施設は各所0.9μシーベルト/h以下になりました。
今回は民間ボランティアで支援作業を行いましたが、大きな費用がかかります。
まだ市内には16校分のプールがあるのですが、市は今後どのように対応していくのでしょうか?
東日本大震災から5ヶ月が経ちましたが、復興も進み問題も変わってきました。
チャリティーレザートートの販売を継続させていただいており、避難支援のAID FOR BED
へ寄付させていただきました。
そして今後は、現在の大きな問題解決に取り組んでいるNGOアースデイ奄美さんへ寄付したいと思います。
直接の寄付も大歓迎です。 寄付先
引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。