「ボランティア」カテゴリーアーカイブ
DRPボランティア活動2015年9月南相馬
毎年3月と9月に参加させていただいている南相馬ボランティア活動センターさんへ12日と13日の2日間行ってきました。
今回の参加者は、坪井選手と三笠選手と毎回参加していただいているvermilionの永瀬さんです。
前回と同じルート常番自動車道浪江インターまでの間にガイガーカウンターが設置されています。
半年前http://xyz-one.jp/news/archives/38と比べてみるとあまり変わっていませんでした。
双葉町付近5.3μSv/h → 4.6μSv/h
12日は多くのボランティア参加者がきており、中にはオーストラリアからの方達もいらっしゃいました。
まずは、鹿島地区の仮設住宅にお住まいの方のお宅整理です。
4年半もこの老父婦は避難されています。
我が家へ帰った時に、すぐ生活できるようにします。
それにしても4年半もの間、不自由な暮らしを強いられているのは大変なことだと思います。
次はビニールハウスの解体です。
これはなかなかの重労働ですが慣れたものです。
2日間で全ての作業完了です!
最後に南相馬ボランティア活動センターのステッカーを貼らしていただいているマシンの写真を飾らせていただき、
センター長さんと記念撮影。
また、来年の3月に参加させていただきます。
DRPボランティア活動2015年3月南相馬
3月11日12日と定例の、福島県南相馬市でボランティア活動に参加してきました。
前回の9月はまだ常磐道が開通しておらず、国道6号も通行許可証が必要でした。
今回は、新しく開通した常磐道浪江インターまで行き、国道6号を北上します。
途中高速道路上に線量計が設置されていますが、広野インター付近では0.2μSv/hが、北上するににつれて線量も上がっていきます。
富岡インター先大野付近2.9μSv/h
双葉町付近5.3μSv/h
震災直後の2011年4月に南相馬市原町で線量計を持って活動していましたが、当時の空間線量が0.3μSv/hくらいでした。
同年8月に、南相馬市鹿島地区の学校プールに溜まった水を除染しましたが、この時の水面線量でも1μSv/h程度でした。
当然、場所の違いはあるにせよ、4年経った現在でこんなに空間線量が高いのは驚きです。
復興の為とはいえ、このような場所を通る高速道路を一般に開通するのは疑問に思いました。
毎回参加させていただいている、南相馬市ボランティア活動センターさんは、小高地区で活動しており、避難指示解除準備区域にあたります。
この地域には特別な許可がなくても入ることができ、会社や店を開くことができます。しかし、特別な許可がないと自宅などに泊まることはできません。
したがって、まだまだ復興には程遠い状況で、震災直後のままの被災家屋が多く残っています。
若い世帯は帰宅を断念し他の地域へ移住していますが、お年寄りは帰宅を希望し避難生活を続けています。
いざ避難指示が解除となっても、自宅周りをまた住める状況に復旧させるのはお年寄りには困難なため、事前にボランティア団体が整備している状況です。
毎回参加してくださっているvermilionの永瀬さんから、センター長の松本さんにチャリティーグッズを寄贈していただきました。
ドリームレーシングプロジェクトの坪井選手は、昨年のレースの報告です!
今回初参加の山田選手は、三笠選手の代わりに昨年のレースの報告です( ̄▽+ ̄*)
最初の現場は、ニワトリ小屋の解体作業です。
次の現場は、廃材の解体です。
宿泊は震災当時被災者を受け入れていたスパリゾートハワイアンズで休息しました。
翌日も続きで廃材の解体です。
竹の伐採も行いました。
震災直後から継続して活動していることを評価していただき、感謝状をいただきました。
できる人が、 できる時に、 できる事をする。
今後も継続していきたいと思います。
坪井選手と山田選手は、レース活動をできることがいかに恵まれた環境なのか再認識してもらうとともに、ボランティア活動の中でメンタルとフィジカルトレーニングで開幕戦の準備ができたと思います。
来月はいよいよ、岡山国際サーキットで開幕戦。 SUPER GTのサポートレースFIA-F4で大観衆の中で活躍してもらいましょう! DRPサポートレーサーの応援をよろしくお願いいたします!!
ー追記ー 活動作業場所は、ボランティア活動センターが事前調査を行い安全確認をしています。 また、低線量であっても、活動作業場所の中で周辺よりも線量が高い場所は、ホットスポット表記しています。
DRPボランティア活動2014年9月南相馬
9月10日11日の2日間、ドリームレーシングプロジェクトで福島県南相馬市と、いわき市のスパリゾートハワイアンズへ行ってきました。
今回も3月に引き続き、南相馬市ボランティア活動センターさんの活動に参加させていただきました。
今回は南相馬市より特別通過通行証を発行していただいた為、常磐道の終点富岡インターまで行き、規制中の福島第一原発から2kmの国道6号を通り小高地区へ向うことができました。
都内から東北道二本松インター、飯館村経由で迂回するよりも2時間の短縮です。
国道6号から福島第一原発方向
帰宅困難区域外を出に際は、スクリーニングを受けます。
今回のボランティア作業は、ビニールハウス内外の雑草刈りです。
坪井選手と三笠選手は、慣れていない重労働も若さで活躍しました。
手作業でがんばりました!
そして宿泊は、スパリゾートハワイアンズで癒されました。
震災当日、ディズニーランドの素晴らしい対応にも劣らない対応だけではなく、同じ被災地ながら半年間の長期に渡り避難所として運営されていただけあり、ホスピタリティーを勉強させていただきました。
被災者の方々とふれあい感謝された体験は、常に手助けと協力を受けてレースをしている2選手にとって、良い経験になったと思います。
DRPボランティア活動2014年3月度
3月9日、10日と福島県いわき市と南相馬市に半年に一度の訪問をしてきました。
今回は毎回参加してくださっているvermilionの永瀬さんの他に、ドリームレーシングプロジェクトの三笠選手も参加しました。
レース活動をできることが、いかに恵まれた環境なのか再認識してもらうとともに、ボランティア活動の中でメンタルとフィジカルトレーニングをかねて開幕戦に備えてもらいます。
もうひとりの坪井選手も参加予定でしたが、トヨタの合同テストと重なってしまい欠席です。
しかし合同テストでは、クラストップタイムを記録し、こちらも開幕戦に向けて準備万端です。
さて9日は、原発作業の中継基地となっているJヴィレッチや、
震災時からいわきを地元とし救援活動の情報をいただいていた友人に現状の話を聞いたり、
いわき市の追悼式に参加させていただきました。
そして夜は郡山に移動し、当日が21歳の誕生日だった三笠選手のささやかな?辛い?誕生日会を早々に切り上げ翌日に備えます。
10日は早朝に郡山を出発し、南相馬市ボランティア活動センターへ向かいます。
この拠点は、南相馬市の南、浪江町と隣接した小高地区にあり、避難指示解除準備区域となっています。
去年は水道も復旧していませんでしたが、今年は電気水道が開通していますが、3年たっても未だに住める状況ではありません。
若い世帯は帰宅を断念し他の地域へ移住していますが、お年寄りは帰宅を希望し避難生活を続けています。
したがって、いざ避難指示が解除となっても、自宅周りをまた住める状況に復旧させるのはお年寄りには困難なため、事前にボランティア団体が整備している状況です。
その中で今回は、倒壊したまま置き去りになっていたビニールハウスの撤去をお手伝いさせていただきました。
三笠選手は慣れないスコップを使い基礎を掘り起こしていましたが、持ち前の順応性でベテランの方々もビックリの活躍でした。
本人にとっては、とても良い経験になったと思います。
今週末はいよいよ、もてぎ開幕戦。
二人の若者の応援もよろしくお願いいたします!
半年に一度の南相馬訪問
9月5日に、半年ぶりに南相馬を訪問してきました。
今回は南相馬市災害復旧復興ボランティアセンターに参加させていただきました。
この拠点は、南相馬市の南、浪江町と隣接した小高地区にあり、避難指示解除準備区域となっています。
電気水道が開通していますが、下水は普通でまだ復興には時間がかかりそうです。
とは言え、住まいを何も手入れをしないと痛んでしまうため、希望者のお宅を手入れするボランティアをしています。
今回お手伝いさせていただいたお宅は、震災1年前に耐震リフォームしたので、周りの家に比べるととても綺麗な状況でしたが、庭は雑草だらけでした。
雑草や植木を綺麗にしましたが、除去した草木は簡単に処分できません。
ビニールシートにまとめて、汚染ゴミとして、南相馬市が回収処分します。
本当に復興はまだまだの地域があります。
いわき市南相馬市追悼式
東北地方太平洋沖地震の義援金について
3月11日(金)に発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
微力ではございますが、3月と4月の当ショップ売上の10%を義援金として協力させていただきます。
ご健康の回復と、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
■2011年4月4日更新■
当直営ネットショップ3月売上の10%を支援金として、四万温泉協会さんのAID FOR BEDに寄付させていただきました。
避難所にいらっしゃる方々が、暖かい布団と暖かいお風呂と暖かいお食事で、少しでも癒されご回復されることをお祈りいたします。
■2011年5月2日更新■
当直営ネットショップ4月売上の10%を支援金として、四万温泉協会さんのAID FOR BEDに寄付させていただきました。
お買い上げいただきましたお客様にお礼申し上げます。 当初、義援金の協力は3月4月の予定でしたが、関係各位のご協力もあり、5月も継続させていただきます。
関係各位協力のRise again! トートバッグ
■2011年6月13日更新■
当直営ネットショップ5月売上の10%を支援金として、南相馬で『ハートケア・レスキュー』を発足し、現地孤立住民の為に医療支援活動を行っているアースデイ奄美さんに寄付させていただきました。
また、チャリティートートの売上の10%は、別途AID FOR BEDへ寄付させていただきます。
■2011年8月1日更新■
6月末までに全国で367本販売させていただきましたチャリティートートの売上の10%をAID FOR BEDへ寄付させていただきました。皆様のご協力ありがとうございました。
また、チャリティートート継続販売させていただきます。
■2012年3月12日更新■
チャリティートートの売上の10%をNGO HCRへ寄付させていただきました。皆様のご協力ありがとうございました。
■2012年10月1日更新■
Rise again! チャリティーグッズの売上を共同募金へ寄付させていただきました。皆様のご協力ありがとうございました。
復興という名のもとの…
3月10日から11まで、福島県と宮城県を訪問してきました。
10日は早朝より、チャリティートート製造元の㈱ライト・ウィズアウト・ヒートの永瀬さんと一路福島県いわき市へ。
いわき市は、去年震災直後の3月17から20日まで緊急物資を運んだ先。
通行止めの交通量のほとんど無い、凸凹に歪んだ常磐自動車道を北上し、通行許可の出ていた終点いわき四倉で降りたときの、明かりも人気も無い不安を煽る静けさを今でも思いおこします。
左)四ツ倉駅前で緊急物資を配布 右)現在は常磐線も警戒区域外の広野駅まで復旧
左)ツイッターや近所づての呼びかけにより 右)一年経っても人が少ないような
左)望洋荘へ向かう途中のコンビに 右)再開してました!嬉しい!!
小名浜のいわき・らら・ミュウへ立ち寄り、いわき市在住の友人と再会し全国の支援により平常を取り戻しつつあるいわきの現状を聞くことができました。
その後、一路仙台へ。
チャリティーグッズを販売していただいているnakagawaさんへ。
nakagawaの熊沢さんの案内で、復興居酒屋へ行ってきました。
仙台は活気がある!!というのが第一印象です。
この日は、土日で各復興際と重なってたこともあり、どの宿泊施設も満室でした。
これに比べると福島は、寂しいというのが感想です。
11日は、永瀬さん、熊沢さんとチャリティーグッズ売上の支援金を持って南相馬へ向かいました。
やはり、仙台市内へ向かう車は多いのですが、福島へ向かう車は少ないです。
人も少ないという印象ですが、釣竿をかついで自転車に乗る少年を見ると、平穏な日常とも思えます。
が、ここは放射能問題が残る南相馬市。
南相馬で除染作業をボランティア活動しているNGO HCRの三浦さんへ熊沢さんから支援金を!
南相馬市の追悼式に参加させていただき黙祷。市長さんは必ず復興させるとおっしゃっていました
雨水の跡に見えますが、黒い粉らしきものはそこら中に発見できます。これで20~30μシーベルト/h
除染がまだまだ充分進んでいない現状で、復興を掲げたマラソン大会が開催されます。
http://kizuna51.org/
黒い粉がどれほどの危険物質化まだ解明されていません。
このマラソン大会に参加するには、誓約書が必要です。(参加者が健康を害すことがあっても主催者は免責)
こんな状況で、子供達を走らせていいのかと反対運動がおこっています。
「南相馬 マラソン大会」でgoogle検索
https://www.google.co.jp/search?sourceid=chrome&ie=UTF-8&q=%E5%8D%97%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E3%80%80%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%A4%A7%E4%BC%9A
大会中止を求める声が大多数ですが、主催者・後援者共に安全・安心・復興の一点張りだそうです。
でも、真っ当に考えれば、自分の子供を安全の保証の無い危険な可能性のある行事に参加させるでしょうか?
大会が開催されても、参加者がいないことを信じます。
この大会には、福島県から1650万円の絆予算がでているそうです。
今後も、皆様から協力していただいた義援金は、福島県で迅速に有意義に活用していただける団体に、支援金として寄付させていただきたいと思います。
放射能汚染除染作業ボランティア
2ヶ月ぶりに南相馬へ、NGOアースデイ奄美さんのハートケアレスキュー(HCR)
さんのお手伝いへ入ってまいりました。
4月より南相馬で医療支援活動を行っているHCRは現在、放射能汚染調査や除染作業も行っています。
この日は南相馬市からの要望により、上真野小学校のプールの除染作業をしていました。
この小学校は原発から30km圏外で、現在は夏休み中ですが4校分の生徒が通っています。
その状況下で、プールに溜まっていた水や周辺から高い放射線が検出されました。
そこで、生徒がいない夏休みの内に、学校を丸ごと除染することになったのです。
校庭はニュースで報道されているように、地表を削り除染しています。
そしてこれはニュースでもなかなか見ませんが、汚染水を除染するプラントです。
このプラントは島根県の㈱ネオナイトさんが支援してくれています。
汚染水は36200ベクレル/kgから200ベクレル/kg以下に浄化し、下水へ流します。
プール施設は、排水溝パレットの汚泥から1530μシーベルト/hというとんでもない放射線を検出しましたが、手作業で洗浄し1μシーベルト/h以下にします。
プール除染作業の様子は、Ustream
でご覧いただけます。
延べ5日間の作業により、汚染水は50ベクレル/kgで放水し、プール施設は各所0.9μシーベルト/h以下になりました。
今回は民間ボランティアで支援作業を行いましたが、大きな費用がかかります。
まだ市内には16校分のプールがあるのですが、市は今後どのように対応していくのでしょうか?
東日本大震災から5ヶ月が経ちましたが、復興も進み問題も変わってきました。
チャリティーレザートートの販売を継続させていただいており、避難支援のAID FOR BED
へ寄付させていただきました。
そして今後は、現在の大きな問題解決に取り組んでいるNGOアースデイ奄美さんへ寄付したいと思います。
直接の寄付も大歓迎です。 寄付先
引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。