FIA-F4選手権 第2戦 DRPレースレポート

岡山国際サーキット(岡山県) 4月5日(日)第2戦決勝レース 雨

 

☆参戦ドライバー

ゼッケン36 ドライバー:坪井翔 マシン:FTRSスカラシップF4 エントラント:トムススピリット

ゼッケン38 ドライバー:山田遼 マシン:美人&DRP AKIBA FTRS エントラント:ガレージ茶畑

ゼッケン51 ドライバー:三笠雄一 マシン:B-MAX RACING F110 エントラント:B-max

 

☆4月5日(日)11:10〜 第2戦決勝レース

前日の夜から雨が降り始め、第2戦決勝レースはウェットコンディションとなる。初のウェットレースと前日の荒れた展開も考慮されてか、セフティカー先導でのローリングスタートとなった。路面コンデションを各選手に確認させるために、スタート後もセーフティーカーランが続き3周目からローリングスタートの直前、最終コーナーでトップの選手がスピンで後退。後続車両は上手くかわして、コントロールラインを通過するが、トップに立った選手が1コーナーでコースアウト。坪井選手は2番手にポジションアップするが、背後にまたストレートの速い牧野選手がバックストレートであっさり抜いていく。続いてトップに立った選手が、そのバックストレートエンドでコースアウトし牧野選手がトップに。坪井選手が2位となる。またもや2台が後続を引き離していくが、第1戦以上に牧野選手のペースが速く独走状態となる。坪井選手はなすすべ無く2戦連続の2位フィニッシュとなった。三笠選手もスタート直後のタイヤが冷えている状態で、前車をどんどんパスしていき6周目には4位までポジションを上げていた。しかし、他車のタイヤが暖まってくると追い上げられてバトルの展開となる。迎えた11周目、1コーナーで背後の選手にインを突かれるが、少しオーバースピードで膨らんだため、クロスラインで抜き返す。しかし、姿勢を乱し相手選手と接触してしまい2台揃ってコースアウトリタイアとなってしまった。山田選手は、ウェットコンデションでのドライビングに苦労しているが、経験を積むためにもなんとかコース上にとどまり周回を重ねていく。初のウェットレースとは思えないステディーな走りで12位でチェッカーを受けることができた。

FIA-F4第2戦

 

☆坪井選手コメント

ポールからスタートした第1戦はどうしても勝ちたかったのですがスピードが足りませんでした。第2戦もあっさり牧野選手に抜かれて単独の2位走行となりましたが集中力を切らさず、現状できることは全てやりきったと思います。2戦連続の2位はシリーズを考えれば嬉しいですが、それ以上に牧野選手に完敗のほうが悔しいです。次戦はトヨタのホームコースなので、FTRSのエースとして絶対に勝ちたいと思います。

 

☆三笠選手コメント

予選を失敗してしまいました。ドライではペースもよく、もっと前からスタートできていればと悔やまれます。それでも去年できなかったレース中のバトルができて、トップ争いができることが分かったのは収穫です。第2戦のアクシデントでは、完全にクロスで抜き返せたと思ったのですが、少しアクセルを踏みすぎてスピンして相手選手に当ってしまいました。裁定はレーシングアクシデントでしたが、相手の選手には申し訳ないと思います。次戦の富士では、必ず上位からスタートして優勝します。

 

☆山田選手コメント

初の岡山国際サーキットを攻略しきれませんでした。木曜日の練習走行から、路面コンディションがいろいろ変わり、コースの攻略もマシンのセットアップもドライビングスキルも全て中途半端になってしまったと思います。自分自身は全く満足できていないのですが、荒れたレースを2戦ともに無傷で完走し、ポイントを取ったことはチームから褒めてもらえました。次の富士は練習したことがあるので、もっと上位でレースをしたいと思いますしその自信があります。

FIA-F4第2戦

FIA-F4第2戦

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☆リザルト 【第2戦】

#36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選4位 決勝2位

#38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選18位 決勝12位

#51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 ’選11位 決勝リタイア

 

FIA-F4公式リザルト:http://http://fiaf4.jp/results

 

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