2018FIA-F4第4大会富士DRPレースレポート

富士スピードウェイ(静岡県)

84日(土)予選・第7戦決勝レース 晴れ

85日(日)第8戦決勝レース 晴れ

細田輝龍 #25 DRP F4: 第7戦 予選13位 決勝13位 第8戦 予選15位 決勝14位

小山美姫 #95 DRP F4: 第7戦予選9位 決勝9位 第8戦予選10位 決勝9位

 

小山美姫選手が2戦連続入賞ポイント獲得!

 シリーズ折り返しとなる富士は2大会目ということで、後半戦の勢力図が予想できる。開幕戦で2戦連続2位と好スタートを切った細田選手はその後不運も重なりノーぽいんとが続いている為、巻き返しを図りたいところ。

前回の富士大会で女性初のポイントを上げたホームコースとなるため、ここではポイントを積み重ねたい。その小山選手は公式練習から調子が良く、初のトップ3タイムをマークするなど、常に10番手以内のタイムを記録していた。一方の細田選手は、ニュータイヤでのタイムの伸びがなく苦戦。セッティングも決まり切らない状態だった。

 

【公式予選】

 猛暑の注意報が出るくらいのドライコンディションで予選が開始。路面も朝から高くタイヤの空気圧管理がカギとなる。小山選手は練習からの好調そのままに前半から上位勢と同等のタイムで推移。細田選手は、練習走行で同じくらいの選手と走行しているため、大きなタイムアップがないまま残り時間がすぎていく。最終的にライバルのタイムアップがあり小山選手が9位と10位、細田選手が13位と15位となった。

 

【第7戦決勝レース】

 フォーメーションラップ中に小山選手のマシンにトラブル発生。高温でクラッチが貼り付いてしまいきれなくなってしまった。グリッドにつく際、なんとかニュートラルに入ったのでエンジンは再始動できたが、スタートではクラッチを使わずニュートラルからいきなり1速に入れることしかできない。この状況の中なんとかエンストせずスタートを切れたが加速が鈍く2台に交わされてしまった。細田選手は良いスタートを切ったもののも1コーナでのポジションどりが悪く順位キープでオープニングラップを終えた次の周ではバトル中にスピンを喫し、20番手位まで順位を落としてしまった。ポジションを落とした小山選手は混戦の中を着実に順位をあげる。最終週までバトルが続いたが今季2度目の入賞となる9位でフィニッシュ。細田選手は諦めずに挽回し13位でゴール。

 

【第8戦決勝レース】

 前日と同様で朝から気温が高く酷暑の中でスタートが切られる。小山選手、細田選手共にスタート自体は良かったが1コーナーの混戦でポジションダウン。それでも小山選手はトップからの長い列に食らいついていく。細田選手は練習からずっと調子が上がらずポジションをあげるだけの速さが無い。最終ラップまで混戦が続き、小山選手がその中で強さを魅せて2戦連続の9位入賞となった。これによりポイントランキングも15位に浮上した。

 

【小山美姫選手コメント】

練習までは良かったのですが、先入観などが邪魔をして予選の失敗に繋がってしまったと思います。その時々の状況に合わせて素早く切り替えられるように走らせ方の幅や引き出しを増やしていくことが必要だと思いました。タイヤは徐々に使えるようになって来ていると思うので、身体のセンサーを働かせて、常に100パーセントの限界ギリギリを使えるように意識して取り組みます。

 

【細田輝龍選手コメント】

練習走行でモノコックのヒビが大きくなってしまいレースに出れるかわかりませんでした。補習をしてもらい嘆願書によりなんとか出場は叶いましたが、結果は無残なものでした。モノコックの影響もあるかもしれませんが、セットを色々変更しても変わりがない状況で下が、それ以前に自分自身の走りにも修正が必要だと感じさせられました。次戦はモノコックを交換しないと出場できないため、言い訳がきかなくなります。資金的にも厳しくなるので、しっかりとできることを努力して準備したいと思います。

 

 

GT300クラス 坪井翔 #25 HOPPY 86 MC: 予選1位 決勝5位

【決勝レポート】htthttp://www.as-web.jp/supergt/399536

 

 

 

 

【新発想のマネークリップ】s3h.jp

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