【レイティングスポンサー】
鈴鹿サーキット(三重県)
12月5日(土)予選・第一レグ くもり
12月6日(日)決勝レース 晴れ
☆参戦ドライバー
山田 遼:#45 IDMS&RSプリモ ガレージ茶畑 RD10V
先月のS−FJ富士シリーズ最終戦に初参戦し初優勝を果たした山田遼選手。各シリーズを戦ってきた選手や鈴鹿サーキット走行経験者にハンデがありながらも、前戦の勢いに乗り日本一決定戦に挑む。初走行のドライバーズサーキットということもあり、レースウィークの火曜日に練習走行に取り組んだ。最初はコースに慣れず試行錯誤していたが、最終的には中古タイヤながらトップグループに近いタイムを記録できた。しかし、前日練習日にニュータイヤを投入すると、マシンバランスと走りのバランスがかみ合わず、タイムを更新することができず予選に不安を残す結果となってしまった。
☆10月31日(土)9:35〜公式予選 13:45〜第一レグ(6周)
予選開始直後は速い選手のスリップを使える位置取りを探るがすぐに引き離され、後続のマシンを待っているとタイヤが冷えてしまい、なかなかタイムが更新できない。ましてやセットも走り方も煮詰められていない状況なので、ライバルから大きく離されてしまいBグループの7位に甘んじてしまった。
スタートの得意な山田選手は、第一レグでいいスタートを切れたが、持ちタイムの速い選手に仕掛けるまでに至らず、ペナルティーやアクシデントで後退した選手がいたため、単独走行の5位フィニッシュとなった。ここでも走りの改善が見出せず、タイム自体も決勝に繋がる結果とならなかった。この結果、決勝レースは10番手スタートとなる。
☆11月1日(日)12:45〜決勝レース(10周)
10番グリッドから好スタートを切った山田選手は2コーナー立ち上がりまでに7位に浮上する。その後もスプーンカーブでのアクシデントも回避し4番手に。バックストレートでは3位のスリップに入りシケインでオーバーテイク。なんと1周目を7台抜きの3位でクリアする。トップ2台とは3秒近い差になってしまったが、後方マシンのアクシデントによりセーフティーカーが導入され願ってもない展開となった。トラブルは1周で処理され3周目からリスタート。ローリングスタートを上手く決めた山田選手はトップ2台の背後に付け、4位のマシンとはマージンを広げる。しかし、トップ2台のペースについていけないどころか、リスタートで広げたマージンも1周で無くなってしまった。後方のペースの速いマシンが団子状態となりながらも6周目まではなんとか抑え続ける。しかしこのレースウィークでペースの上らない山田選手は無理を強いられブレーキロックによりタイヤを痛めてしまい万事休す。最終ラップまでに5個ポジションを落とし、スプーンカーブで7位の選手がスピンしたところに避けきれず接触。なんとか体制を立て直しコースに復帰した時点では12位までポジションを落としてしまいフィニッシュとなった。
☆山田遼選手コメント
憧れである鈴鹿サーキット初走行では、ユーズドタイヤでまあまあのタイムが出ていたのですが、ニュータイヤを入れたらタイムが落ちてしまいました。セットは変えてみたものの、自分自身の走りがアジャストできていなく、速いタイムが出すことができませんでした。予選と第一レグも同様でベストの走りができずライバルに後れを取ってしまいました。決勝レースもスタートを決めオープニングラップで3位まで上がることができたのですが、練習走行からのニュータイヤでの持ちタイムが遅すぎたので、後ろを抑えることに気を取られタイヤを序盤に痛めてしまいました。全てが反省材料なので、この経験を無駄にしないように絶対に今後に活かしていきたいと思います。今大会出場にご支援ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。必ずご期待に応えられるように努力していきますので、今後もよろしくお願い致します。
☆リザルト
【Super-FJ日本一決定戦】
山田 遼:#45 IDMS&RSプリモ ガレージ茶畑 予選Bグループ7位 第一レグBグループ5位 決勝12位
鈴鹿サーキット公式リザルト:http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2015/clubman/1206_sfj_f.html