2018FIA-F4第3大会DRPレースレポート

鈴鹿サーキット(三重県)

519日(土)予選・第5戦決勝レース 晴れ

520日(日)第6戦決勝レース 晴れ

細田輝龍 #25 DRP F4: 第5戦 予選15位 決勝18位 第6戦 予選14位 決勝11位

小山美姫 #95 DRP F4: 第5戦予選18位 決勝14位 第6戦予選17位 決勝13位

岡本大地 #18 ATEAM BuzzRacing F110: 第5戦予選9位 決勝20位 第6戦予選11位 決勝DNF

 

6戦での岡本選手の大クラッシュ詳細報告

 前半戦最後のレースとなる鈴鹿大会は、前戦で初ポイントを獲得し上り調子の小山選手、体調不良により不甲斐ない結果で終わった細田選手、今年は主戦場としている鈴鹿サーキットでスポット参戦の岡本選手が、それぞれの思惑で結果を求めて挑みました。

 はじめに、今回の大クラッシュで応援いただいている方々にご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

岡本選手を含めた3選手が無事であったことがなによりです。

また、今回の大クラッシュは注目度が高いので、間違った憶測が無いように、わかっている範囲で詳細を報告させていただきます。

 

【公式予選】

 前日夜の雨の影響はほぼ無くドライコンディションでのアタックとなる。

路面コンディションは想定よりもかなり良く、前半からコースレコードを更新するタイムが記録されていた。

小山選手は始めからアタックを開始し10位くらいにつけていた。

細田選手と岡本選手は後半に絞りピットロードで待機し残り15分からアタックを開始。

やはり中盤以降はタイムが上がりポールタイムはコースレコード大きく上回るが、岡本選手と細田選手は思うようにまとめられず、小山選手も中盤以降に沈んでしまった。

岡本選手が9位、細田選手が15位、小山選手が18位となったが、細田選手が前戦のペナルティにより10グリット降格となる。

 

【第5戦決勝レース】

 晴れてはいるものの気温は低く強風の中スタートが切られた。

岡本選手は8番グリットから順位キープ。

小山選手は17番グリットから3ポジションアップ、細田選手も25番グリッドから3ポジションアップでオープニングラップを終える。

小山選手は15位前後、細田選手は1ポジションずつ着実に順位を上げるが中団を抜けだせない。

一方で岡本選手も7位の選手を一旦は交わすもののミスにより後退。

そして6周目のシケインで再度アウト側からスペースを残してパッシングしたかに思われたが、イン側の選手が膨らみ接触。

押し出される形でスピンアウトし大きく順位を落としてしまった。

この接触によるペナルティは無く、小山選手が14位、細田選手が18位、岡本選手が20位となった。

 

【第6戦決勝レース】

 前日よりは気温も少し上がり風もおさまりすごしやすい天気となった。

岡本選手は11番グリッドから2ポジションアップ、細田選手は14番グリッドから1ポジションアップで、小山選手は17番グリッドから1つ順位をあげて2周クリア。

 

 そして大クラッシュの起きた4周目の1コーナーまでを詳細に報告します。

3周目のシケインで710号車と881号車が入れ替わり、2台はお互い1コーナーへのアプローチを牽制しながらイン側のホームストレートを通過します。

岡本選手はシケインでこの2台の背後から立ち上がり重視でアウト側のレコードラインを通り、ホームストレートでは2台に並びました。

FIA-F4 JAPANESE Youtubeで確認できます。

FIA-F4 JAPANESE Youtubeより

スタートライン付近の拡大

 

この後、10号車と81号車は並走しながら徐々に1コーナーアプローチのためにアウト側によって行きます。

そしてレコードラインで並走していた岡本選手は寄せられることになり、左タイヤをグリーンに落とたところで3台がほぼノーブレーキの状態で接触してしまいました。

岡本選手のマシンは2台の前で横を向く形となってしまった為に、グラベルで引っかかり横転し、勢いでクラッシュバリアを飛び越えフェンスに当たって止まりました。

ここまでの大クラッシュで死傷者が出なかったのは幸運でした。

レースはこの事故処理によるSC先導のまま終了となりました。

 

 10号車の選手は2台後ろを走っていた岡本選手が外から並びかけてきたことを81号車の影に入っていて見えていなかったと思われます。

81号車の選手は3ワイドで挟まれる形になりどうすることもできなかったと思われます。

岡本選手もマシンとグリーンに挟まれ同様です。

裁定は、10号車は操作ミスをした訳でも当然故意による押出しでもありませんが、クラッシュの原因を作った危険なドライブとしてペナルティを受けました。

 

 今回のような事故はどうしたら防げるのでしょうか。

今後重大事故が起こらない為に、審判者や指導者は「お互いを尊重しあって距離感とルールを守り競い合うこと」としています。

今回の事故を振り返るとその通りだと思いますが、ルールを守らせる為でもあるペナルティに一貫性がないことが今後も不安です。

お互いを尊重という点でも、選手の中には「SCで終わって残念」とだけ、クラッシュした選手たちには心配も関心も持たない選手がいることも心配です。

プロを目指す若者にとってのモータースポーツの甲子園なのですから、ドライビング以前の指導も必要に感じます。

 岡本選手は「両親をはじめ、応援してくださっている方々にご心配をおかけし申し訳ございませんでした。軽い打撲のみで、ドクターから72時間の経過観察を指示されましたが、頭部も問題なく元気です。しかし、マシンを全損にしてしまったことと、2レースともポイント圏内を走っていたのに取り損ねたことをチームに申し訳なく思っています。今回の経験を活かして恩返しできるように努力していきます」と巻き返しを誓っています。

今後も応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

GT300クラス 坪井翔 #25 HOPPY 86 MC: 予選2位 決勝2位

【決勝レポート】http://www.as-web.jp/supergt/371646

 

 

 

【新発想のマネークリップ】s3h.jp

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