「レースレポート」カテゴリーアーカイブ

FIA-F4選手権第6戦レースレポート

富士スピードウェイ(静岡県) 8月9日(日)第6戦決勝レース 晴れ

 

坪井翔 #36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT 予選4位 決勝 優勝

三笠雄一 #51 B-MAX RACING F110 B-max 予選10位 決勝9位

山田遼 #38 美人&DRP AKIBA FTRS ガレージ茶畑 予選18位 決勝19位

FIA-F4第6戦

 前日の後味の悪いレースとそれぞれの悔しい気持ちを晴らすかのような青空が広がった。4番手スタートの坪井選手は、今シーズン一番のスタートを決めて2位で1コーナをクリア。10番手スタートの三笠選手も7・8番手あたりで侵入するものの、イン側から押し出されてポジションアップならず。18番手スタートの山田選手も三笠選手と同様の状況のスタートとなった。坪井選手は、昨日の鬱憤を晴らすかのような走りで序盤早々にトップに立ち後続を引き離しにかかる。三笠選手と山田選手はそれぞれのポジションでのバトルで抜きつ抜かれつのレース展開となる。一時独走態勢になったかと見られた坪井選手は、終盤ペースダウンし2位の選手が迫るが逃げ切り、有言実行のトップチェッカーでシリーズ2勝目を上げた。三笠選手と山田選手は、それぞれ悔しい9位と19位でフィニッシュとなった。

FIA-F4第6戦

☆坪井選手コメント

 公式練習から調子が良く、マシンも仕上がっていたので自信を持って予選に挑みました。しかし、オーバー傾向にセッティングしていたマシンはアンダーで、想定タイムに遠く及びませんでした。金曜日の予選シミュレーションからマシンのセッティングも変えず、路面コンディションもGTが走る前なので大きく変わらなかったのに、タイヤのグリップ感がまるで違いました。それでも、レースではでスタートを無事に決められれば勝てる自信はありました。第5戦は無難にスタートを決め、1コーナーの混乱にも巻き込まれず3位に上がれたので、あとはどうやってレースを組み立てるかを冷静に考えていました。無理なパッシングをせずに2位に上がりトップの牧野選手にも仕掛けていましたが、ダンロップコーナーで強引に入られました。避けなければ確実に当たっていました。第4戦の二の舞だけはさけたかったのとまだ周回数も残っていたので、また抜き返す余裕がありました。しかし、そこでタイムロスしたおかげで、後続にスリップを使われ4位に落ちた後でSC導入になってしまいました。SC明けを狙っていたのですが、タイムオーバーで不完全燃焼となってしまいました。2連勝を狙っていましたがレースなので仕方ないと気持ちを入れ替えて第6戦に挑みました。第5戦同様スタートさえ無事に乗り切れば自信があったので、2位に上がれた時は勝てる確信がありました。昨日のレースのように何が起こるかわからないので、早めにアクションを起こし、トップに立ってからも全力でプッシュしました。後半の数周はリアタイヤのグリップが落ちかなり厳しかったです。それでも残り周回数と2位とのギャップを見ながらなんとか逃げ切ることができました。シリーズポイントはトップに迫れたのですが、有効ポイント制を考えると、次戦以降も勝ちを積みかさねていきたいと思います。

FIA-F4第6戦

☆三笠選手コメント

 事前テストができていなかったのですが、公式練習は体調不良を考えるとなかなか良いタイムが出ていました。前日まで40度近い熱が出ていたので予選と第5戦は体力が心配でしたが、体の調子は良かったもののマシンの調子が悪くなってしまいました。公式練習までは素直にコーナリングできていたのですが、予選では全然マシンが曲がらずタイムが出ませんでした。想定外の予選順位になってしまいましたが、第5戦は得意のバツーカースタートを決めて1コーナーに侵入しましたが、前の3ワイドが接触しアウト側に来たため避けようとしたところ、今度は後ろから凄い勢いで突っ込まれてしまいました。そのおかげでスピンしコースアウトしてしまいほぼ最後尾まで落ちてしまいました。マシンは前後共に接触していたので、バランスが悪かったのですが、なんとかポイント圏内まで上がれるように努力しました。SCが入りチャンスかと思いましたが、マシンのハンドリングが酷くリタイアを決めました。トップ争いに加われる位置にいただけに悔しかったのですが、第6戦は一つポジションが前からスタートできるので気持ちを切り替えました。第6戦もバツーカースタートを決めて2台抜いたのですが、アウト側にポジションを取っていたため押し出されてしまいました。昨日の様な接触だけは避けたかったので順位を落としてしまいましたが、仕切り直してポジションアップを仕掛けました。タイヤが温まる序盤はペースが良く7位まで挽回し、トップグループも見えていました。しかしタイヤが温まるとアンダーが強くなり予選の時の状況になってしまいました。その後、再度抜き返されてしまい9位フィニッシュと不甲斐ない結果になってしまいました。やはり事前準備ができていないと前に行けないレベルのレースという反面、予選で前にいないと中盤以降ではトラブルに巻き込まれてしまう難しいレースだと再認識させられました。次戦以降はとにかく勝ちにこだわって努力していきます。

FIA-F4第6戦

☆山田選手コメント

 今回のレースは次戦以降の参戦資金を集めるためにも、結果を求めると同時に速さをアピールできる様に挑みました。事前練習は資金の問題で充分にはできませんでしたが、チームとサポーター様のおかげでマシンは良くなりました。その結果、公式練習では前回大会よりもポジションを上げることができ、トップグループとのタイム差もかなり縮まりました。しかし予選ではスリップをうまく使うことができず、公式練習で後ろを走っていた選手には逆にスリップを使われてしまいました。その選手が出したタイムが予選トップ5だったので悔やまれます。前回と予選順位がほとんど変わっていないので、決勝レースは前回の反省点を思い出しシングルフィニッシュを目指しました。第5戦のスタートはいつも通りうまく決まり、1コーナーのアクシデントもうまくかわせたので、12位までジャンプアップすることができました。しかし、混戦数珠繋ぎのポジションなので、少しのミスで大きく順位を落としてしまいました。ポジションを落とすと接触にもあいさらにポジションを落とすという悪循環になってしまいました。第6戦は2つポジションが上がりうまくスタートを決められたのですが、1コーナーでのポジション取りが悪くジャンプアップできませんでした。またもや混戦数珠繋ぎの集団でのバトルでストレートでの抜きつ抜かれつが激しい状況でした。順位を徐々に上げラストラップまでに15位まで上がりました。しかし、混戦は変わらずダンロップコーナーでのミスにより、19位までポジションを落としてしまいました。正直現状では、次戦以降の参戦のめどが立っていない状況です。自分の不甲斐なさに悔いが残る結果となってしまいましたが、この経験を無駄にせず諦めずに努力していきたいと思います。

 

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FIA-F4選手権第5戦レースレポート

富士スピードウェイ(静岡県) 8月8日(土)第5戦決勝レース くもり

 

坪井翔 #36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT 予選5位 決勝4位

山田遼 #38 美人&DRP AKIBA FTRS ガレージ茶畑 予選19位 決勝20位

三笠雄一 #51 B-MAX RACING F110 B-max 予選11位 決勝リタイア

FIA-F4第5戦

今回はDRPメンバーの不甲斐ない結果が前提ですが、今までで見ていて一番つまらないレースだったのと、レースレポートは動画でも配信予定なので、私的所感で報告させていただきます。

まずレース前のドライバーズブリーフィングで海外レースの無謀な追い越しによるクラッシュシーン等を映像で上げ、FIA-F4のモラルハザードをレクチャーしていました。これはプロを目指す若者が大多数を占める参加者に対して、もちろん競い合うことが大前提ですが、生命に関わる安全性を第一に考えられたものと思われます。

それにもかかわらず、スタート直後から随所で無意味な接触が発生したばかりでなく、場内解説は「いい子過ぎる」とか「元気がない」等、観客に対してモータースポーツの醍醐味を誤解させるようなアナウンスがあったり、余計なクラッシュでレースを終了されたり後味の悪いレースだと感じました。

スタート直後の1コーナーでは、三笠選手が後続車両に突っ込まれ、玉突き事故のようにマシンの前後を破損しコースアウトしました。これの元となったのは三笠選手のさらに前にいた2台が、片方の無謀な追い越しにより接触したことが引き金になっています。無謀な接触追い越しをした選手は生き残り、片方はリタイア。三笠選手はこれを回避しようと減速し、そこに突っ込んできた選手はペナルティーを受け共にリタイア。なんとも後味の悪い感じです。

山田選手は好スタートを決め、1コーナーの混乱を回避し1周目を12位で戻ってきました。しかしその後、自らのミスで順位を落とし16位に。さらにはBコーナーで無謀な突っ込みにあい接触し、20位にまでポジションダウンしてしまいました。ミスがなければ、接触にも巻き込まれることなく更にポジションアップを狙えただけに悔いが残ります。

坪井選手は、1コーナーの混乱を巻き込まれることなく3位に。その後2位に浮上しますが、Bコーナーで無謀な追い越しを仕掛けられそれを回避したことにより、その後さらに背後の選手にも抜かれ4位に落ちてしまいます。よく見て接触を回避したことが「いい子過ぎる」と言う解説になったようです。スピードはあったのでまだ挽回の余地があったのですが、後方集団でコース上で身動きの取れないような接触があったためセーフティーカーが入ってしまいました。これだけならクラッシュ処理後に残り周回もあったのですが。今度はセーフティーカーランの最後尾で無意味な接触事故が発生し、さらに事故処理が増えてしまいました。場内解説で唯一賛同できたのがこの時の「残り周回が2周でも再スタートさせてレースが見たい」と言うところでしたが、セーフティーカーランのままゴールとなってしまいました。

プロを目指す若者が主体のレースなので「元気」があったほうがいいと思いますが、今回のレースは今まで以上に無謀な接触が増えただけではなく、「無謀な元気」があった者勝ちで途中終了というつまらないレースでした。

つまらないといえば、牧野選手の5戦中4勝と言う結果もです。今回のレースは、唯一勝てなかったレースでの坪井選手のディフェンスを自ら再現した強さと上手さは圧巻です。このままシーズンを独走してしまう勢を感じます。

DRPメンバーにとってはとても悔しいレースでしたが、まだ9戦残っているので挽回していってもらいたいと思います。それぞれのコメントはDRP CHANNELで放送させていただきます。

FIA-F4第5戦

 

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FIA-F4選手権FSWレースウィークレポート

明日より始まるFIA-F4選手権第5戦・第6戦の練習走行が、木曜日4セッション金曜日3セッション富士スピードウェイにて行われました。

総合トップに坪井選手、40度近い発熱ながら5番手の三笠選手、トップ10入りまでコンマ2秒の15番手山田選手とそれぞれ上々の仕上がりです。

練習走行リザルト:http://fiaf4.jp/files/20150806_all.pdf

 

そして、優勝候補筆頭の坪井選手がオートスポーツwebさんに取り上げていただきました。

若手の新登竜門、FIA-F4ドライバーに聞く:其の1:http://as-web.jp/news/info.php?c_id=4&no=67129

 

明日の予選と第5戦決勝は、ライブツイートさせていただきます。https://twitter.com/xyzstaff

応援よろしくお願いいたします!

 

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FIA-F4選手権 第5戦6戦 DRPプレビュー

4月に開幕した新生FIA-F4選手権は、岡山大会、富士大会と2大会4戦を終え、3ヶ月のインターバルをおき再び富士スピードウェイで開戦します。(8月8日予選・第5戦決勝、9日第6戦決勝)

現在ポイントランキング2位の坪井選手は前大会第3戦で優勝、3位と1ポイント差のランキング5位の三笠選手は第4戦で2位と富士スピードウェイを得意としているので、両者ともに今大会も優勝候補に上げられます。フォミュラーレースデビューイヤーの山田選手は、ルーキーながらポイントを獲得しランキング17位につけています。唯一走行経験のある富士スピードウェイで、大量ポイント獲得しランキングアップを狙っています。

また今大会も、美人時計さんからレースクイーン体験レポーターが参加し、ファンの皆様と一緒に応援させていただきます。パドックでは、DRPレーサーと美人時計モデルと一緒に記念撮影も行います。

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坪井 翔 20歳

#36 FTRSスカラシップF4

【リザルト】

第1戦 岡山大会 予選1位 決勝2位

第2戦 岡山大会 予選4位 決勝2位

第3戦 富士大会 予選3位 決勝1位

第4戦 富士大会 予選2位 決勝9位

ランキング 2位

【コメント】

前回のレースは一回勝てたものの目標である2連勝は出来ませんでした。

次戦も富士なのでホームコースの意地で前回置き忘れた2連勝を取りに行きます。

mikasa

三笠 雄一 22歳

#51 B−MAX RACING F110

【リザルト】

第1戦 岡山大会 予選11位 決勝5位

第2戦 岡山大会 予選11位 決勝リタイア

第3戦 富士大会 予選2位 決勝リタイア

第4戦 富士大会 予選3位 決勝2位

ランキング 5位

【コメント】

前回の富士では勝てる位置にいたのに、歯車がうまく噛み合わず優勝する事が出来ませんでした。なので悔しさをバネにして、応援してくださる皆さんに「優勝」と言う2文字を届けたいと思います。

yamada

山田 遼 19歳

#38 美人&DRP AKIBA FTRS

【リザルト】

第1戦 岡山大会 予選21位 決勝8位

第2戦 岡山大会 予選18位 決勝12位

第3戦 富士大会 予選20位 決勝15位

第4戦 富士大会 予選23位 決勝リタイア

ランキング 17位

【コメント】

勝ちにこだわってレースをするのはもちろんですが、現実的な目標としては表彰台、少なくともシングルフィニッシュを狙います。

前回までのレースで前に行けそうな手応えは感じているので、次では「予選での速さ」を課題に戦います。

ゼッケン38番、山田遼の応援をよろしくお願いします!

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ドリームレーシングプロジェクト説明会補足

概要はホームページをご覧いただくとして、説明会にご参加いただく前に、プロジェクトの主旨や考え方を補足説明させていただきます。

当プロジェクトは、プロレーサーを目指している若者をサポートしますが、誰でもウェルカムというわけではありません。まずはご自身でチャレンジして才能があると認識された方が対象です。カートや入門フォーミュラー等で文句のつけようのない結果を出しているドライバーであれば、自動車メーカーがサポートしてくれるはずです。外的要因により結果は残せなかったが才能があり、諦めずプロを目指す若者を支援します。そして「チャレンジする勇気」と「謙虚な奉仕の精神」と「あきらめない決意」を持って努力できることが参加条件です。月謝や入会金や教材や何かを買わせる等一切ないので、メンバーはお客さん扱いはいたしません。厳しく指導しますので、辞めてもらうこともあるかもしれませんし、辞めるのも自由です。ただし、○塚ヨットスクールのような(古い!)スパルタではありません。

レーサーを目指す若者にプロレーサーの定義はと質問すると大抵は「お金をもらえる」「それで食べていける」「トップカテゴリーで戦える」となります。確かにそうかもしれませんが、DRPでのプロレサーの定義は「ファンが共感し応援してくれることにより対価を得られるレーサー」です。したがって本人には、共感と応援してもらえる魅力とレーサーとしてのスキルを磨いてもらいます。これを武器にスポンサー活動に取り組んでもらいます。ここで誤解のないように宣言させていただきますが、DRPが若者個人の為にスポンサーを与えることはありません。プロジェクト運営の為にはスポンサー営業をしますので、もしスポンサードを受けることができれば配分することはあるかもしれません。その条件は、DRPにとってもどれだけその若者に魅力があるかという、普段の努力と人間性次第です。当初は、若者の為にスポンサー営業をして与えていましたが、それは間違いでした。プロでもない若者にスポンサードしていただくには、コネクションと本人の魅力が必要ですし、継続していただくにはコミュニケーションが必要です。(せっかく支援していただいても1年で終わりではもったいないです)まずは、ご自身の魅力を高めて、ご自身の周りのコネクションから支援者を探して活動していただきます。

あくまでもDRPは、魅力を高める自己プロデュースの指導と、その魅力を多くの人に伝達するサポートと、スポンサー営業ツールを提供します。DRPが提供するツールを使って得たスポンサーフィーからのみ手数料をいただきます。(DRPサポーターページがその一例です)したがってご自身で築いた後援会やファンクラブ、またはパーソナルスポンサーフィーや物品提供からは一切いただきません。ファンやスポンサーやDRPにとっても、若者との信頼関係が重要ですのでお金の流れは透明性が求められると思います

スカラシップや支援者にサポートを打ち切られてしまっても、諦めずに継続していればチャンスは訪れます。チャンスは皆平等に訪れますが、それに気づくアンテナを張って行動しているかと、そのチャンスを受け入れられる準備を努力しているかが、成功へのカギとなります。今までは、ご両親や親族に頼りっきりで営業活動してこなかった若者も、コーチングとツールを与え経験を積めば驚くほど変わります。全てはご自身の将来の為なので、言い訳をせず、できることを全てしていただきたいと考えております。

以上から、「チャレンジする勇気」と「謙虚な奉仕の精神」と「あきらめない決意」を持って努力できることがDRPのサポートを受ける絶対条件となります。また、責任を持って納得いくまでサポートしていきたいと思いますで、ご希望者全てを受け入れることができません。あらかじめご了承ください。

またDRPのメンバーは、初年度より四輪レーサーのみですが、二輪レーサーでも、ラリーでもモトクロスでも構いません。モータースポーツであれば幅広い競技に見地とコネクションがございます。

 

説明会にご参加希望の方は、事前にメールでお問い合わせください。

お問い合わせ先:drp@xyz-one.jp

 

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FIA-F4選手権 第4戦 DRPレースレポート

富士スピードウェイ(静岡県) 5月3日(日)第4戦決勝レース 晴れ

 

☆参戦ドライバー

ゼッケン36 ドライバー:坪井翔 マシン:FTRSスカラシップF4 エントラント:TOM’S SPIRIT

ゼッケン38 ドライバー:山田遼 マシン:美人&DRP AKIBA FTRS エントラント:ガレージ茶畑

ゼッケン51 ドライバー:三笠雄一 マシン:B-MAX RACING F110 エントラント:B-max

FIA-F4第5戦

☆5月3日(日)9:55〜 第4戦決勝レース

SUPER GT決勝日は、昨日同様の晴天の下58,000人が来場。大観衆の見守る中、スタートが切られた。ポールポジションの牧野選手と3番手スタートの三笠選手が、スタートダッシュを決める。坪井選手も悪くはなかったが、3番手にドロップし1コーナーへ進入する。3番手を死守する為に牽制しながらAコーナーをサイドバイサイドで抜けていく。そして、100Rからヘアピンの進入で、ターンインしている坪井選手に後続選手が追突。接触したマシンのフロントノーズパーツがボルトごともげる勢いだったので、こらえきれずスピンストップしてしまい、最後尾まで落ちて再スタートする。この直後の300Rでも混乱があり、トップ牧野選手と三笠選手が後続を大きく突き放す。山田遼選手も23番手スタートから各所の混乱をくぐり抜け15位まで順位を上げ1周目を終える。しかし3周目のホームストレートでスリップから1台を抜いて1コーナーに進入する際に止まりきれず、ターンインしている車両に追突してしまいリタイアとなる。ポイント圏内まですぐのところまで来ていたので悔やまれる。トップ2台は、ハイペースで周回し後続をさらに突き放すが、それ以上のスピードで追い上げを見せ実況を沸かせたのが坪井選手だった。予選と1レースを終えたタイヤにもかかわらず、またもや唯一の45秒台を記録。さらには1レース目のファステトラップよりも速いタイムを記録する。トップ2台は一時コンマ2秒まで接近するが、中盤以降は1秒前後の間隔を保ち三笠選手にとっては今季初表彰台となる2位でフィニッシュ。怒涛の追い上げを見せていた坪井選手は、10位フィニッシュとなるが、ペナルティーを受けた選手がいた為、正式結果は9位入賞となった。  2日間で延べ91,500人の大観衆を集めたSUPER GTだが、レース本来の見所は勝るとも劣らないFIA-F4の魅力を大いにアピールでき、次戦はさらに注目されることと思います。プロを目指す若者の熱い走りを応援よろしくお願いいたします。

FIA-F4第5戦

 

☆坪井選手コメント

岡山で悔しい思いをして宣言した通りに、ホームコースの富士でリベンジできてほっとしています。そして、応援してくれているみんなの期待に応えられて嬉しいです。1レース目はスタートを失敗してしまいましたが、1周でマシンのバランスを確認できていける手応えがあったので焦りはありませんでした。1台づつ安全マージンを持ってパスしていったのですが、牧野選手にも意外と速く追いついたので、いける所で躊躇なくパスしました。その後は簡単には逃げられないとは思っていましたが、毎周激しいバトルになりました。岡山では簡単にやられたしまったので、今回は意地を見せました。2レース目もあのアクシデントがなければ勝てるはずだったので悔しさが残ります。でもそのポジションに落としてしまった自分に責任があるので、気持ちを切り替えて次戦の富士は2連勝したいと思います。

 

☆山田選手コメント

初レースの岡山では、スピードが足りない事を実感したので、今回は予選をうまく決めたいと考えていましたが、公式練習からなかなか思うようなタイムが出ませんでした。予選は大幅にタイムアップできましたが、それ以上に周りがタイムアップしたので、順位は上げることができませんでした。それでもトップとはコンマ8秒差まで迫りましたし、コンマ2秒あげればトップ10圏内なので、決勝レースはとにかくうまくまとめようと考えていました。1レース目は、スタートが良かったのですが、レースの駆け引きを無駄にしてしまった感じで、思うように順位を上げられませんでした。2レース目は1レース目の敗因から、序盤から積極的に仕掛けていこうとしたのが仇になってしまいました。スリップから抜け出しいつも通りのブレーキングポイントで減速したものの止まりきれずに、他車を巻き添えにしてしまいました。スピードが出ていたのとタイヤが完全に温まりきっていなかったことに対する自分のミスです。この経験を無駄にせず次戦の富士に備えてチャレンジしたいと思います。

 

☆三笠選手コメント

公式練習からの事を考えると、予選の結果で自信が持てました。1レース目も得意のスタートで先頭に立てたので、タイヤが温まる前に突き放そうとしましたが、ストレートであっさり抜かれアレという感じでした。その直後からブレーキングは安定しないし、100Rでもスピード差があるし焦りました。それでもなんとか食らいついてバトルをしていたのですが、ダンロップコーナーのブレーキングで挙動を乱してスピンしてしまったので、やはり何かがトラブルが起きていると思いピットインしたらエンジンカバーを止めている金具が折れていました。勝てる感触があったので悔しさが残りました。2レース目は、気持ちを切り替えてスタートを決めましたが、トップまでは届きませんでした。序盤はペースが良く、牧野選手に追いついていたのですが、中盤以降は汚れた路面に何回か足元をすくわれ、離されては食らいついての展開で勝負まで持ち込めませんでした。それでもペース自体は良かったので、勝てるイメージが持てました。自分にとってはやっと開幕したって感じなので、次戦の富士では頂点を奪い取りたいと思います。

 

☆リザルト 【第4戦】

#51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選3位 決勝2位

#36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選2位 決勝9位

#38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選23位 決勝リタイア

 

FIA-F4公式リザルト:http://http://fiaf4.jp/results

 

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FIA-F4選手権 第3戦 DRPレースレポート

富士スピードウェイ(静岡県) 5月2日(土)予選・第3戦決勝レース 晴れ

 

☆参戦ドライバー

ゼッケン36 ドライバー:坪井翔 マシン:FTRSスカラシップF4 エントラント:TOM’S SPIRIT

ゼッケン38 ドライバー:山田遼 マシン:美人&DRP AKIBA FTRS エントラント:ガレージ茶畑

ゼッケン51 ドライバー:三笠雄一 マシン:B-MAX RACING F110 エントラント:B-max

FIA-F4第3戦

☆5月2日(土)8:10〜 公式予選

先月岡山で開幕した新生FIA-F4は、舞台を富士スピードウェイに移し、エントリーが10台も増え38台が予選に挑む。前大会で連続2位表彰台の坪井選手は、2日間の公式練習で4セッション中3セッションでトップタイムを記録しポールポジション最有力候補と目されている。三笠選手は、公式練習でトラブルが発生しセットアップを詰め切れていない感じだが、全体6番手のタイムを記録しているのでさらに上のポジションを目指す。フォーミュラーカーレースデビュー戦となった開幕戦でいきなりポイントを獲得した山田遼選手は、予選での速さを磨くための公式練習だったが、いまいちセットアップとドライビングが噛み合っていないようだった。  予選開始序盤は、タイヤのウォームアップと38台でのポジション争いで周回を重ねていく。15分過ぎにまずは三笠選手が、公式練習では4選手しか記録していない45秒台に突入しタイミングモニターのトップに躍り出た。その後すかさず坪井選手もトップタイムを塗り替える。しかし残り5分で牧野選手が、公式練習のタイムを上回る45秒3を記録。さらに残り1分で再度45秒3を記録しセカンドタイムもトップにたった。三笠選手も最後に坪井選手を上回り2番手タイムを記録。坪井選手は、他の選手が皆公式練習のタイムを大幅に上回る中、シフトにトラブルが発生し自己ベストを更新することができなかったが、それでも3番手を確保することになった。山田遼選手は中盤までは、10番手付近のタイムを記録していたが、他の選手が後半にタイムアップする中、なかなかタイムが上がらず苦しい予選となった。  この予選結果で、第3戦は三笠選手2番手、坪井選手3番手、山田遼選手20番手スタート。第4戦は坪井選手2番手、三笠選手3番手、山田遼選手23番手スタートとなる。

 

☆5月2日(土)13:10〜 第3戦決勝レース

気温がどんどん上昇し暑いくらいの陽気の下、33,500人の観衆に注目されスタートを切る。ポールポジションの牧野選手が若干遅れるのとは逆に、絶妙なスタートダッシュを決めた三笠選手が悠々とホールショットを奪う。坪井選手は若干出遅れ5番手にポジションダウン。山田遼選手のスタートはルーキーとは思えないスタートダッシュを決めたが、1コーナーでのポジション取りが悪く、1ポジションアップの19番手でAコーナーに進入していった。大きな混乱もなく1周目のコントロールラインに戻ってくると、トップ三笠選手のスリップに入っていた牧野選手が簡単にオーバーテイク。三笠選手のトップスピードが伸びていないのと、1コーナーでのブレーキングでも1台に交わされて3位に後退。なんとエンジンカバーが脱落しかけており、その直後の100Rでも4位にドロップした。トップ5台が等間隔で3周目に差し掛かった1コーナーで坪井選手が、ストレートスピードが伸びずブレーキングも安定しない三笠選手をパスするとペースを上げていく。ファステストラップを記録しながら、5周目に3位、8周目に2位、9周目にはトップ牧野選手の背後に迫り、プリウスコーナーでトップ浮上と共に唯一の45秒台をマークした。トラブルを抱えている三笠選手はなんとか3位争いに食らいつくが、9周目のBコーナーで不安定なブレーキングでスピンを喫しトラブルに気付いて、ピットに戻りリタイアとなってしまった。残り6周は坪井選手と牧野選手の一騎打ちに観客関係者共に、手に汗握る激しい攻防となった。毎週1コーナーのハードブレーキングでブロックする坪井選手に牧野選手はラストラップのダンロップコーナーで仕掛ける。ここでも、片輪をダートに落としながらも勝利への意地をみせて防ぎきった坪井選手が、わずか0.09秒差で表彰台の頂点を勝ち取った。一方、中団争いの激しいバトルを展開した山田選手も、順位を少しづつ上げて行き16位フィニッシュとなり、ペナルティー降格選手がいた為、正式結果は15位となった。

FIA-F4第3戦

 

☆リザルト 【第3戦】

#36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選3位 決勝 優勝

#38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選20位 決勝15位

#51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選2位 決勝リタイア

 

FIA-F4公式リザルト:http://http://fiaf4.jp/results

 

FIA-F4第3戦

FIA-F4第3戦

FIA-F4第3戦

 

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FIA-F4選手権 第2戦 DRPレースレポート

岡山国際サーキット(岡山県) 4月5日(日)第2戦決勝レース 雨

 

☆参戦ドライバー

ゼッケン36 ドライバー:坪井翔 マシン:FTRSスカラシップF4 エントラント:トムススピリット

ゼッケン38 ドライバー:山田遼 マシン:美人&DRP AKIBA FTRS エントラント:ガレージ茶畑

ゼッケン51 ドライバー:三笠雄一 マシン:B-MAX RACING F110 エントラント:B-max

 

☆4月5日(日)11:10〜 第2戦決勝レース

前日の夜から雨が降り始め、第2戦決勝レースはウェットコンディションとなる。初のウェットレースと前日の荒れた展開も考慮されてか、セフティカー先導でのローリングスタートとなった。路面コンデションを各選手に確認させるために、スタート後もセーフティーカーランが続き3周目からローリングスタートの直前、最終コーナーでトップの選手がスピンで後退。後続車両は上手くかわして、コントロールラインを通過するが、トップに立った選手が1コーナーでコースアウト。坪井選手は2番手にポジションアップするが、背後にまたストレートの速い牧野選手がバックストレートであっさり抜いていく。続いてトップに立った選手が、そのバックストレートエンドでコースアウトし牧野選手がトップに。坪井選手が2位となる。またもや2台が後続を引き離していくが、第1戦以上に牧野選手のペースが速く独走状態となる。坪井選手はなすすべ無く2戦連続の2位フィニッシュとなった。三笠選手もスタート直後のタイヤが冷えている状態で、前車をどんどんパスしていき6周目には4位までポジションを上げていた。しかし、他車のタイヤが暖まってくると追い上げられてバトルの展開となる。迎えた11周目、1コーナーで背後の選手にインを突かれるが、少しオーバースピードで膨らんだため、クロスラインで抜き返す。しかし、姿勢を乱し相手選手と接触してしまい2台揃ってコースアウトリタイアとなってしまった。山田選手は、ウェットコンデションでのドライビングに苦労しているが、経験を積むためにもなんとかコース上にとどまり周回を重ねていく。初のウェットレースとは思えないステディーな走りで12位でチェッカーを受けることができた。

FIA-F4第2戦

 

☆坪井選手コメント

ポールからスタートした第1戦はどうしても勝ちたかったのですがスピードが足りませんでした。第2戦もあっさり牧野選手に抜かれて単独の2位走行となりましたが集中力を切らさず、現状できることは全てやりきったと思います。2戦連続の2位はシリーズを考えれば嬉しいですが、それ以上に牧野選手に完敗のほうが悔しいです。次戦はトヨタのホームコースなので、FTRSのエースとして絶対に勝ちたいと思います。

 

☆三笠選手コメント

予選を失敗してしまいました。ドライではペースもよく、もっと前からスタートできていればと悔やまれます。それでも去年できなかったレース中のバトルができて、トップ争いができることが分かったのは収穫です。第2戦のアクシデントでは、完全にクロスで抜き返せたと思ったのですが、少しアクセルを踏みすぎてスピンして相手選手に当ってしまいました。裁定はレーシングアクシデントでしたが、相手の選手には申し訳ないと思います。次戦の富士では、必ず上位からスタートして優勝します。

 

☆山田選手コメント

初の岡山国際サーキットを攻略しきれませんでした。木曜日の練習走行から、路面コンディションがいろいろ変わり、コースの攻略もマシンのセットアップもドライビングスキルも全て中途半端になってしまったと思います。自分自身は全く満足できていないのですが、荒れたレースを2戦ともに無傷で完走し、ポイントを取ったことはチームから褒めてもらえました。次の富士は練習したことがあるので、もっと上位でレースをしたいと思いますしその自信があります。

FIA-F4第2戦

FIA-F4第2戦

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☆リザルト 【第2戦】

#36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選4位 決勝2位

#38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選18位 決勝12位

#51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 ’選11位 決勝リタイア

 

FIA-F4公式リザルト:http://http://fiaf4.jp/results

 

【新発想のマネークリップ】s3h.jp

FIA-F4選手 権開幕戦 DRPレースレポート

岡山国際サーキット(岡山県) 4月4日(土)予選・第1戦決勝レース 曇り

 

☆参戦ドライバー

ゼッケン36 ドライバー:坪井翔 マシン:FTRSスカラシップF4 エントラント:トムススピリット

ゼッケン38 ドライバー:山田遼 マシン:美人&DRP AKIBA FTRS エントラント:ガレージ茶畑

ゼッケン51 ドライバー:三笠雄一 マシン:B-MAX RACING F110 エントラント:B-max

FIA-F4第1戦

 

☆4月4日(土)8:10〜 公式予選

SUPER GTのサポートレースとして今年から始まったFIA-F4は32台のエントリーが集まった。 初の公式セッションは、30分間のアタックでベストタイムが第1戦の予選タイム、セカンドベストが第2戦の予選タイムとなる。天気予報通りのウェットコンディションとなったが、予選開始時には雨は止んでおり、難しいコンディションの中タイムアタックが開始された。前日までの練習走行では、トラブルやコースアウトが目立ち、毎走行赤旗が出る荒れ模様だったが、公式予選では路面コンディションを確認しながらの走行となり、全車ラップタイムを刻んで行く。毎周タイムが更新されて行く中で、特に坪井選手は上位タイムを常にキープする。30台ものマシンが周回を繰り返すことにより、明らかに路面コンディションが良くなっていく。その中でタイミングボードの最上段にタイムを刻んだのが坪井選手だった。1’43.404のタイムで初のポールシッターとなる。(セカンドベスト4位)三笠選手は、終盤に6番手までタイムアップするが、最後の最後でクリアラップを取ることができず11位までポジションを下げてしまった。(セカンドベスト11位)山田選手は、初のフォーミュラーレースで、初のウェットコンデションに対応しきれず21位となる。(セカンドベスト18位)

 

☆4月4日(土)13:50〜 第1戦決勝レース

朝から雨は上がり、PCCJ予選、SUPER GT公式練習と走行が続きコースは完全なドライコンディショでFIA-F4初のスタートが切られた。無難なスタートを決めた坪井選手はトップで1コーナーへ侵入。背後には、練習走行で毎セッショントップタイムをマークしていた予選6位の牧野選手が迫る。バックストレートではスリップに入られるがなんとか抑え凌ぎきる。1周目終了時には、三笠選手が8位、山田選手は18位にポジションを上げた。そして2周目のリボルバーとハイパーコーナーの間で多重クラッシュが発生。三笠選手の背後だったが、山田選手はこのアクシデントを上手くかわし11位にポジションアップを果たした。ストップ車両回収のため3周目からセーフティーカーランが5周続き、残り周回数7周で再スタート。リスタートを上手く決めた坪井選手は、牧野選手を引き離したかに見えたが、牧野選手のスピードが速くすぐさまテールトゥーノーズに持ち込まれる。トップ争い2台は3位以下を離していく。しかし防戦を強いられる坪井選手は、11周目バックストレートでスリップに入られヘアピンで交わされて2位に後退。それでもなんとか食らいつき、同じくバックストレートでスリップに入るが、ストレートスピードが伸びず、逆に差が広がる展開になってしまった。その後は徐々に引き離されてしまい、2番手単独走行のままゴールで悔しい2位フィニッシュとなった。リスタート後の三笠選手は、1台づつパスして6位にポジションアップしたところで3位争いの5台のバトルとなる。その3位争いの先頭2台が接触。このアクシデントを回避する際に一つポジションを落としてしまうが接触された1台がリタイアしたため6位でチェッカーを受けた。山田選手は、リスタート後すぐさま1台を交わし10位へポジションアップ。初のフォーミュラーカーレースで21位スタートからの入賞ポイントゲットかと期待が高まった最終周に、持ちタイムの早い選手に抜かれ11位でチェッカー。しかし、初開催のレースは各所で荒れた展開となり、7選手ものペナルティーが発生し、三笠選手が5位、山田選手が8位に繰り上がった。この結果、開幕戦で3人の選手が揃って入賞と幸先の良いス タートを切ることができた。

FIA-F4第1戦

 

☆リザルト 【第1戦】

#36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝2位

#51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選11位 決勝5位

#38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選21位 決勝8位

 

FIA-F4公式リザルト:http://http://fiaf4.jp/results

 

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F4日本一決定戦DRPレースレポート

12月7日(日)もてぎサーキット 晴れ

☆参戦ドライバー
ゼッケン:2
ドライバー:三笠雄一
マシン:美人&LTV Racing DRP RK01
エントラント:ガレージ茶畑
クラス:F4東日本シリーズ

 

F4東日本シリーズと西日本シリーズの統一戦で、もてぎサーキットにてF4日本一を決める。三笠選手は東日本シリーズで6戦して、5回のポールトゥーウィンと2位1回で圧勝しているため、優勝候補の大本命だ。それを示すかのように金曜日の練習走行でユーズドタイヤながら、ライバルに迫るタイムを記録する。土曜日の練習走行で初めてニュータイヤでアタックすると余裕のトップタイムを記録したが、思わぬライバルが現れる。今シーズンは参戦していない、2010年のF4日本一決定戦勝者にこの日のトップタイムを奪われる。

予選、セミファイナル、決勝と行われるの日曜日のもてぎは、朝からマイナス7度と冷え込んでいた。予選が始まる8時の段階でもマイナス気温のため、三笠選手は先頭でコースインしタイヤを暖めながら周回していく。タイミングモニター上で終始トップタイムを更新しながら、8周目に1’52.514に記録して2番手にコンマ4秒の差をつけ余裕のポールポジションを獲得した。

日本一決定戦ならではのセミファイナルレースは8周で行われる。このレースでの順位が決勝レースのスタートポジションとなる。10:20にスタートが切られ、絶妙のスタートダッシュでホールショットを決めた。2位と3位の選手がやりあっていると、三笠選手は一気に差を広げる。中盤、2番手の選手がファステストラップで追い上げてくると、三笠選手もペースアップし、盤石のレースで決勝レースのポールポジションを獲得した。

決勝レースも抜群のスタートダッシュを決め1周目から逃げに入る三笠選手。またもや2番手3番手の選手がやりあっている序盤に差を広げる。そして、2番グリッドの選手がドラービングスルーペナルティを受けると2番手を3秒前後引き離す。普段よりも周回数の多い15周のため、中盤以降は安全マージンの差をキープしながら、無理をせずレースをコントロール。そしてなんと、13周目に2番手の選手がマシントラブルのためリタイヤ。後続との差が10秒となり、誰もが三笠選手の優勝を確信した14周目のビクトリーコーナーを写したモニターに、信じられない映像が飛び込んできた。まさかの三笠選手がコースサイドにマシンを止める映像だ。残り1周ちょっとの所まで独走状態だったが、マシントラブルの為、リタイアとなってしまった。

☆三笠選手コメント
「本当に信じられません。日本一決定戦を勝つために準備してきて、予選から決勝の14周目まで思い描いた通り完璧でした。悔しい以外の言葉が見つかりません。ここまで支援応援してきてくれた方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、そのみなさんの期待に応えるためにも、気持ちを切り替えて、来シーズンも活躍できるように努力していきたいと思います。今年一年ありがとうございました」
☆リザルト
2 三笠雄一 美人&LTV Racing DRP 予選1位 セミファイナル1位 決勝リタイア
もてぎサーキットリザルト

 

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